出会いは高校生のとき。
BUMPは『天体観測』をリリースし、ブレイクしたときだった。
音楽番組でのランキングに出てくるようになり、気になって、CDを購入。
今でもTVに出ることは少ないが、雑誌以外露出がほとんどなかった彼らに、どんどん惹かれていった。
何がよいか、とういうのは今でも一言では言いにくいのだが、
今思うのは、何が魅力なのかといえば、彼らの人間味なのだと思っている。
彼らの誰が言っていたのかは覚えていないが、
「俺はずっとそばにいるという嘘をつく」という言葉を聞いたことがあって、
その場限りの「ずっとそばにいる」はいくらでも言えるし、そばにいなくなったとしても誰も咎めはしないのに、「ずっとそばにいる」ということを心から声をかけたい気持ちはあって、だけどいずれはそれが嘘になるかもしれない、そんな不誠実なことを言いたくない、というようなちょっと中二病的ではあるけれど、彼らの誠実な人間味を感じて、その言葉をいっていた彼らを、とても好きになった。
メンバー同士の仲がいいのも、いつまでも陰キャのような雰囲気なのも、ただ優しいだけの寄り添いではない曲も、いつまでも変わらなくて、ファンとしてはいつまでも安心する。
ライブには今でも行くし、安心したいときは、ずっと曲を聴いていたりする。
何の曲が一番好きかと問われても、それぞれ良さがあって、どれか一つという概念が湧かない。
それほど、BUMPが好きだ。
いや、好きという言葉のキャパを超えていると思うくらい。
もう家族くらいの気持ちだ。
でもこのことを思うと、こうやって心から安心して好きと言える存在がある自分は幸せであると思ったりする。
拠り所にできる場所がある安心感。
それはすごく大事にしていきたいと思う。
昔は、BUMPを掲載している雑誌はすべて買っていたし、ライブDVDなど見漁っていたけど、今はそういうことは少なくなってきた。
けれど、古参ファンとしては、いつまでもBUMPを推していこうと思う。
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