好きという気持ちを言葉に

アートが好きで、好きな画家の展覧会があればどこでも行ってしまう私。

アートコミュニティにも入っていて、鑑賞会などが開催される。いけるときは参加し、そのあとの鑑賞した後の感想会も参加する。

その感想会の時にふと、好きと言っている画家のどういうところが好き?という問いがあった。

難しい質問じゃない。

でも、私は戸惑ってしまい、どういうところが好きか表現することができなかった。

私は、好きは「好き」だけの表現で十分と思う方だった。誰に何をいわれても「好き」という言葉だけで、完結するじゃないか、と。

でも、その感想会のあとからずっともやもやしていた。その画家を好きという「気持ち」は、問いかけた相手に届いただろうか、と。

直接話してしれば、話し方の熱量などで気持ちが伝わることがあると思うが、でも人には感じ方に差がある。

わかる人にはわかるでいいや、以前の私だったらそれで済ませていたかもしれないが、今は「好き」という「気持ち」を「伝える」ことを大事にしたい気持ちが大きくなっている。

なぜ好きなのか、は、なぜそのものが素晴らしいか、に値するように思う。

好きなものを好きと言いたい、ということは、なぜ、私がそれを素晴らしいと思うか相手に伝えたい気持ちがある、と同意なのでは、と。

それを考えてから、好きなものを好き以外で表現することを模索している。

表現は難しい。けど、好きなものを表現して、無理強いでではなく、その表現で興味を持ち、相手が私と同じように好きになってくれたら、そんなハッピーなことはない。

これからも、いっぱい「好き」を表現していければ、と思う。

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