ここんところ体調が思わしくなくて、外出も自分の整容すらもできていなかった。
このまま腐ってしまうのではと思うほど、自分の体から好ましくない臭いがするのがわかるくらい。
起きていても、何をするわけでもなく、スマホを見ているだけで時間が過ぎる。
このままではいけないのは、頭ではわかっている。
でも、体が伴わない。
そんな自分に対して、歯がゆいとか悔しいとか、そんな気持ちもわかない。
こういうことは、病気を発症してから何度も体験してきた。
こういうものは、気分が沈み切り、上がるのを待つしかないのを経験上わかっている。
昨日、やっとシャワーを浴びようという気持ちが出て、浴びることができた。
あー、やっとこの体調不良の波から上がれる、そう思った。
シャワーも浴びれたし、明日の朝ちゃんと起きれたら、コメダへ行こう、そう思いながら寝た。
体調を崩すと、つらいもあるが、悲しいが先に立つ。
生活を整えて、睡眠を十分にとるようにして、気を付けていても、体調は崩れる。
しょうがない、そう自分を許容しようとしてきたが、心の奥底ではあきらめきれていないのだろうと思う。
今日、予定通り、コメダにきてエビカツパンを頼んだ。
食べれてなかったのもあり、体調を崩す前のように全部は食べ切れなかったが、
やはり、エビカツパンはおいしい。
そう思い、なぜか涙が出た。
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