国宝に指定されている、日本美術の中でも愛されている作品。
鳥獣戯画は超が付くほど有名であるし、知ってはいた。
でも、なぜこんなに人気があるのかはわかっていなかった。
福岡市美術館で、
「国宝鳥獣戯画と愛らしき日本の美術」(令和4年9月3日~10月6日開催)をやっていたので、
何の気なしに行ってみた。
鳥獣戯画は甲乙丙丁の全4巻。
すべてを展示することは不可能なので、そのときは、
いちばん有名な、蛙と兎、猿がにんげんのような行動をしている甲巻を観ることができた。
なんてかわいらしいんだろう!
夢中になって、みんな観るために並んでいる流れを止めてしまっていたのではと、
後から思うほどかじりついて観た。
作年は不詳、国宝に指定されるほどの作品だが、
まさしく日本人が描いたんだろうな!と感嘆するほど、
漫画文化の根付いている日本にあるべき作品だと思った。
残念ながら、鳥獣戯画の一部しか観ることができなかったが、
鳥獣戯画がどうしてそんなに愛される作品なのか知るには申し分なかった。
美術館の展覧を見に行っても、グッズ売り場では図録しか購入しない私が、
テンションが上がってグッズをたくさん購入してしまったことを後述しておく。
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