旅行の計画を立てるのが好きだ。というか得意だ。
旅行先で行く場所のことを入念に下調べすることが、とても楽しくて好きである。旅行の楽しみの半分はこの下調べの部分かもしれない。
下調べしてもその通りに行かないから、ぶっつけ本番の人もいると聞いてびっくりした覚えがある。
確かに旅行は臨機応変に対応したことの方が面白かったりするのはわかる。トラブルがあとの笑い話の種になるのだろうから。
でも、私は下調べをしないと不安で仕方なくなる。
失敗が怖いのだ。
以前、妹と二人で東京旅行に行った際、急遽の予定をよく考えもせず入れてしまい、結局その日に乗るはずだった飛行機に乗り遅れたことがある。
その時の絶望感はもう味わいたくない、旅行の度にそう考えてしまう。
そのことがあってから、下調べを入念にするようになり、それが逆に楽しくなったのかもしれない。
でもデメリットととして、予定調和になりやすいことがあるかもとは思う。
東京に旅行に行ったとして、電車の路線図とにらめっこして、念入りにいきたい場所の最短ルートを考える。
その通りに行ったらそれはそれで気持ちがいい。けど、電車に乗ってるときに、「あ、あそこも行ってみたかったんだ。ここから近いよな」と思い立っても、予定を崩せないと考えると、結局そういう、とっさに思いついた行きたい場所がいけなくなってしまう。
それはそれで残念だ。
そういうことを考えていると、旅行には幅広い下調べをもとにした臨機応変さが必要だな、って思う。
とっさに行きたいところが思いついたのなら、行くためにはどう時間調整して、次の予定をどうずらしたら行けるか、など、いわばとっさの緊急ルートを作成する。
私は旅行の計画を立てることは得意だとは思うけど、その緊急ルートのある旅行計画はなかなか出来ない。
そういうところが、私には足りないな~なんて思う。
こういうのって旅行の経験値がものをいう気がしないでもないけどね。
また東京旅行の計画を立て始めている今日この頃、考えたことでした。
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