最近、体がけだるく日中でも横になってしまうことがある。
それなりの年齢の女性だし、ホルモンバランスだったり、年齢を重ねることによるものも大きいだろうし、若い時のようにはいかないよなとは思っている。
私には自分で作った家族はいないし、もちろん子供もいないから、比較的自由だけど、私の年代の女性は家事に育児にと、けだるさを感じていても、休めなかったりするのだろうなと思うと頭が上がらない。
私も精神的な病気を抱えていなかったら、もしかしたら家庭をもつ世界線もあっただろう。
過去のことを振り返って、あーだこーだ言っても仕方ないと思うタイプの人間ではあるが、たまに違う世界線のことをふと考えてしまう。
私には20代前半にお付き合いしている人がいた。
もし、その人と結婚していたらどうなっていただろう。
順調に子供も産んでいたら、最初の子はもう大きくて高校生になっているかもしれない。
丁度、思春期で反抗期の時期だろうか。
…なんて。
人生どうなっていたかなんて推測するなんて不可能だ。
これからの人生がどうなるかと予測することと同じように。
平均寿命が女性が87歳だとして、まだ半分も生きていないのだから仕方ないし、もはやわからない方がいいなんてことも思う。
タイムマシンがあったら、過去と未来どちらにいってみたいかなんてよく聞くもしも話だが、私は未来には行きたくないと答えている。
もし行った未来で自分が苦しんでいる状態であったとしたら、現在に帰ってきた自分は、その未来があると知って生きていかなければいけないとなると、そのタイムマシンで見た未来までどんな気持ちで生きていけばいい、と思ってしまうから。
ひねくれた考え方だと思うが、ネガティブなんだろうと思う。
でも逆に考えてみたらどうだろう。
もし行った未来に、とても充実した楽しい生活を送っている自分がいたとしたら。
現在地の自分が苦しくても、充実した楽しい未来が待っているとしたら、生きていく元気が湧かないか?
それを考えると、未来は見えないから逆に希望が持てるのだと思う。
これから苦しいことしか待ってなくても、見えないのだからいくらでも希望は持てる。
未来に答え合わせは必要ないのだから、いくらでも突拍子もない明るい未来を描いても誰も責めないのだし、なんだかネガティブな考えでいることが馬鹿らしく思えてくる。
そんなことをぼやっと考えていると、けだるく、前向きになれない日でも、
明日何かいいことあるかもしれないな、なんてなんの根拠もなく想像するだけで、少し前向きになれそうな気がする今日この頃。
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